以前こちらの記事↓にてマドリードのメトロがどんなかんじか
お伝えしたかと思いますが、今度はもうちょっと詳しく路線について
マドリードにはL1-L12とLRの合わせて13本メトロが走っています
L11, 12, LRはめったに使うことはないので実質10本で自由自在に動けます
路線図はこんなかんじ
全部色分けされているので何線かわからなくても
「赤の」とか言われればだいたいどこら辺はしってるかわかります
とくに中心地だと、メトロの駅の間隔がとても狭いので歩いてどこでもいけます
マドリードっ子は「そんなんすぐそこだよ」というのが口癖
でもたしかにすぐそこなんですね
ちなみに私の独断と偏見だと、
L1: 観光客多め
L2: 遊び人と観光客多め
L3: ちょっと平均所得が低そう
L4: お金持ち乗車率高め
L5: 新興高所得者が利用
L6: 環状線で反対側まで行くのに時間がかかる
L7: ファミリー多め
L8: 空港直通でスーツケース所持者多め
L9: イメージ特になし
L10: 会社員多め
L11以降: イメージ特になし
LR: 需要あるの?
どの線もちょっとずつ客層が違くて面白いです
こんな面白みもいつも車に乗ってる高所得者にはわからんだろうよ
定期券の買い方は以前もご紹介した通りこんな感じ↓
ところでスペインには地区"barrio"という概念があって
地区によって結構性格も住人もさまざま
大きく分けると中心地(Sol付近)、北の方(Plaza de CastillaやTetuán付近)、
南の方(Atocha以南やVallecas)、東の方(空港付近)とこんなかんじ
おそらく物価や家賃的に安いのは南のほう、
中心地は観光客が多いので物価が高めだし人も多め、
北の方は治安もわりかしいいので家賃高め、
空港の方は未知ですが交通の便が悪そう
その中でもなんとなくbarrioというもっと小さい概念で分かれていて
イメージでいうと町内会みたいなそんな感じ
最近、家を買ったとかそういう話をたまに聞くのですが
大体の人はマドリードを離れてもっと郊外で買ってる人が多いです
郊外のほうがまず何よりも空気が新鮮だし物価もローンも安い
中心地は高い上に狭くて古く、唯一の取柄といえば交通の便がいいくらい
私が今までいろいろと住んできたなかで
一番好きな地域はAtochaより少し南の地域
PacíficoやLegazpi、Puente de Vallecasあたりは意外と交通もよく
物価もそれほど高くないのでおすすめです
そしておいしいバルが集中している
北の方の地域は最近開発が進んだようなところなので
老舗の、みたいなものはあまりありません
ただしあまりにVallecasの南のほうにいってしまうと
結構治安が悪くなるので気を付けてくださいネ
家を探す際にはぜひ参考にしてみてください~