昨日はリオハの白ワインのテースティングイベントに行ってきた
リオハといえば主にテンプラニージョからなる赤ワインの生産地として有名で、白ワインはまだまだのびしろがある
最近の低アルコール志向や若者のワイン離れなんかをきっかけにワインの中でも飲みやすい白ワインの生産も伸ばしていきたいところ
そんな話から始まったのかはわからないけれど、昨日のイベントはすべて白のみ
以前別のフェリア(いつでも入退場可能なイベント)がとても楽しかったので今回もいい機会だし行ってみようということで参加したのだが、結果から言うとなんとも不完全燃焼なイベントだったなあという印象
一つのテーブルに7-8本のワインが並び、それが5つくらい、計40本ほど試飲が可能だ
全てではなくともいくつかのワイナリーの醸造家やマーケティングの人なんかが来るのかな~と思っていたのにその期待は裏切られ、各テーブルに今回のイベントで雇われたフリーのソムリエがあくせくとサービスしてくれるだけだった
まあそのうちの二人は偶然にも知り合いだったのでちょっと挨拶ができてよかったけど
ワイナリー関係者ではないから説明もちょっとテクニカルシート見て事前にテースティングした程度のことしか言えないし、せっかく往復3時間かけて出向いたのに30分で会場を後にした
たしかに今まで飲んだことのないワインばっかりだったので、実際にテースティングできたのはとてもよかったけど…
まあその中でも2つほどこれはお店でも十分売れるな~と思ったのが、Ramírez de Ganuza Reserva 2021と、Monopole Clásico Reserva 2020かなあ
中には「これちょっと樽使いすぎじゃ…??」というものとか「こりゃあんず酒と言っても過言ではない…?」みたいなのも結構あったけど、この二つは飲みごたえもありつつただ飲み疲れしないちょうどよい線をいっていて、おうちディナーパーティーとかにもぴったりなお食事に合わせても遜色ないような白ワインでよかった
二つともリオハの代表的な白ブドウ、ビウラという品種を主に用いていて(Ramírez de Ganuzaのほうはその他品種とブレンド)、Marqués de MurrietaのCapellaniaといい、ビウラもなかなかポテンシャルあるいい品種だな~というかんじ
イベント自体はちょっと不完全燃焼ではあったけど、今回もいろいろとテースティングできていい機会になりましたとさ~