人生いちどきり

後悔先に立たず!美食の街、サンセバスチャンの大学院でソムリエのコースを修了後、スペイン人と結婚して現在マドリード暮らし

マドリード近郊散策 -シグエンサ

先日はバルセロナから友人が遊びに来たのでマドリードから車で1時間半で行けるシグエンサ(Sigüenza)という町へ

この友人は10か月前の結婚式のときにあって以来なので結構久しぶり

それからいつものマドリードっ子と3人で出かけることになった

シグエンサは州自体はマドリードではなくカスティージャ・ラマンチャという州に属していて、マドリードからいうと北東に位置する

着いても特にやることもなくブラブラと町を散策

意外と道行く人もいてそこまで小さな町じゃなさそう

siguenza

ayuntamiento

市庁舎の中庭

天気も良くて最近ちょっと暑いくらいだったけどここはそこまで暑くもなく散策にちょうど良い気候

siguenza

バルコニーの植物がいいかんじ

やっぱりマドリード以北の町ってこういうかわいくておしゃれな感じのところが多いんだよね~

昼ご飯は3人ともどうしてもお肉が食べたかったので近くのレストランで

私は血汁が滴るようなお肉がちょっと苦手なので、今回頼んだサーロインは半分に割ってその断面を焼いてもらうように注文した

のだけれどおそらくそれを料理人に伝え忘れたか普通のミディアムで持ってきた

もうちょっと焼いてもらうように言おうかな~と思ったのだけれどお腹もすいていたしみんなと食べたいので最後まで平らげたところやっぱり少しおなかがもたれてしまったよ…

それ以外は満足でこの町を後にする

 

それからマドリードに帰る前にもう一つ近場でおすすめだったイタ(Hita)というちっさい町に立ち寄る

全然期待していなかったのだけれど小高い丘の上にある素敵な街で、少し上ると周りには延々と田畑が広がっていていい眺め

Hita

シグエンサの3分の1にもならないようなちーさな町だったけれどお花と青空が映えて素敵

Hita

ただしスーパーもバルもなにもなかったので、ここの住人はどうやって暮らしているのだろうという疑問が残った

 

そんなこんなでマドリードには夕方の7時頃到着して、そのあとは夫も合流してバルでだんらん

サマータイムもあって最近は9時になっても明るい

久しぶりに一日中めいっぱい活動したよい一日になりましたとさ

リオハの白ワインテースティングイベント

昨日はリオハの白ワインのテースティングイベントに行ってきた

リオハといえば主にテンプラニージョからなる赤ワインの生産地として有名で、白ワインはまだまだのびしろがある

最近の低アルコール志向や若者のワイン離れなんかをきっかけにワインの中でも飲みやすい白ワインの生産も伸ばしていきたいところ

そんな話から始まったのかはわからないけれど、昨日のイベントはすべて白のみ

 

以前別のフェリア(いつでも入退場可能なイベント)がとても楽しかったので今回もいい機会だし行ってみようということで参加したのだが、結果から言うとなんとも不完全燃焼なイベントだったなあという印象

一つのテーブルに7-8本のワインが並び、それが5つくらい、計40本ほど試飲が可能だ

cata

全てではなくともいくつかのワイナリーの醸造家やマーケティングの人なんかが来るのかな~と思っていたのにその期待は裏切られ、各テーブルに今回のイベントで雇われたフリーのソムリエがあくせくとサービスしてくれるだけだった

まあそのうちの二人は偶然にも知り合いだったのでちょっと挨拶ができてよかったけど

ワイナリー関係者ではないから説明もちょっとテクニカルシート見て事前にテースティングした程度のことしか言えないし、せっかく往復3時間かけて出向いたのに30分で会場を後にした

たしかに今まで飲んだことのないワインばっかりだったので、実際にテースティングできたのはとてもよかったけど…

まあその中でも2つほどこれはお店でも十分売れるな~と思ったのが、Ramírez de Ganuza Reserva 2021と、Monopole Clásico Reserva 2020かなあ

中には「これちょっと樽使いすぎじゃ…??」というものとか「こりゃあんず酒と言っても過言ではない…?」みたいなのも結構あったけど、この二つは飲みごたえもありつつただ飲み疲れしないちょうどよい線をいっていて、おうちディナーパーティーとかにもぴったりなお食事に合わせても遜色ないような白ワインでよかった

monopole

二つともリオハの代表的な白ブドウ、ビウラという品種を主に用いていて(Ramírez de Ganuzaのほうはその他品種とブレンド)、Marqués de MurrietaのCapellaniaといい、ビウラもなかなかポテンシャルあるいい品種だな~というかんじ

イベント自体はちょっと不完全燃焼ではあったけど、今回もいろいろとテースティングできていい機会になりましたとさ~

今週末も4連休

最近は10日働いて4日休みというスタイルが続いている

なんでも上司もめんどくさがり屋なのでシフト表は2週間ごとにコピペしているからこうなる

今回の4連休も何をするというわけでもなく、家の掃除をしたり猫と戯れたり夫と買い物に行ったりとまったり過ごした

昨日はParquesurという前にも行ったことがあるショッピングセンターをお散歩

特に何を買うという目的もなかったのだけれど気づいたら200ユーロ使っていた

その大半がレゴ

最初にレゴで花束を作って以来かわいいなと思ったものはちょくちょく買っているのだけれど、前からどうしてもと目をつけていたベスパをついに購入した!

そして昨日7時間くらいかけてつくってついに完成したのがこちら

vespa

かわいすぎる!やっぱりフィアットといいベスパといいイタリアってなんでこんなセンスいいんだろう

開発陣も本当に細部まで観察したんだろうなあという手の込みようで、これは100ユーロの価値あるなと

さすがにピース数も多いだけあって結構難易度は高かった

vespa

それからまだ作ってないけどこれも購入

lego

今家の中はかなりごちゃごちゃしているけど、義母が新しい住居を購入したら義母のものは全部そちらに移る予定なのでその時にちゃんときれいに並べたいなあと計画中

 

そんで昨日はついでにParquesurの近くにあるデパートで注文していたものを引き取りに行く予定だった

購入した画面には"3月29日から4月2日までにお店に引き取りに来てください"と赤字で書いてあったのでちょうどいいと思い店頭引き取りで注文した

ところがいざお店に行ってみるとまだ購入したものは届いていないと言われ、何のためにいろいろと日にち合わせたんじゃ??!!となんかもう半ギレ

確かにセマナサンタの祝日があったし、ずいぶん早く届くんだな~とは思っていたけど、そんなんだったらそうやって購入画面で赤字で書かないでほしい

「1週間ほどでお店に届きますので詳細はメールをご確認ください」とあったら私だってわざわざこんなところに来ないで送料払って家まで届けてもらうようにしていたのに

システムが雑魚すぎてもう二度とお店にも足を運びたくないのですべて返品した

スペインは仕事する文化がないということは重々承知だったのに、こういうところでちょっと気が抜けてサイトに書いてあることをすべて信じてしまった

もうスペイン経済もルーマニアに抜かされるくらい地に落ちてるし、まあそういうのはこういうとこ見れば一目瞭然だな

この国にはやっぱり未来がないということを改めて目の当たりにした一件だった

久々の4日休日

先週末は4日間の休みがあって、とはいえ特に旅行に行くということもなくたいていは家でのんびりと過ごした

本当はセゴビア近郊の村に行く予定で日曜日家を出たのだけれど途中で駐車場の定員オーバーのため道自体通行止めされていて、仕方なく手前にあったグアダラマという村で急遽お昼を食べることにした

突然の変更だったので一応レストランも直前に予約はしたけれどいつものようにじっくり検証する時間もなく

義母とその友人(87歳の元気なマダム)もこちらに来ることになって、なんだか全然落ち着かない昼ご飯となった

しかもレストランも予約したにもかかわらずまず座らせてもらうのに30分、それから義母たちも20分ほど遅刻してきて、さらに頼んでさあ食事が出てくるかと思いきや「そのメニュー品切れになっちゃって…」と言われ撃沈

そんなんだったら先に品切れと伝えてくればいいものを、メインのためにとっておいた胃袋が宙ぶらりんになってなんだかもうやるせない気分に

ワインも飲むつもり全然なかったけどマダムがボトルで注文しようというのでオーダーすると、どのワインも品切れ

かたやマダムは自分が頼んだ料理を食べろたべろとものすごい勢いで勧めてくるし、品切ればっかりで逆に頼んだ料理が出てくるのが奇跡のようで、せっかくの休日もテンションだだ下がり

お昼のあとに少しだけ近くにある貯水池によって帰宅

embalse

 

4日のうち3日間は義母が家に来たり義母と外に食べに行ったりで、全然いい人だけどさすがにせっかくの休日毎日一緒だとちょっと疲れる…

しかももろもろ銀行やら役所手続きやらで最近ちょっと殺気立っていて、家に入ってきた瞬間大声で日頃の愚痴を叫ぶのでこちらも本当に勘弁してくれという感じだった

今日から今度は怒涛の10連勤が始まる

上司もなんだかめちゃくちゃてきとうで全然人のはなし聞かないタイプの人だし、同僚も仕事は遅いは頭の回転はもっと遅いわでイライラの塊だし、まだ仕事できるほうの上司は1月末からずーっと病欠でいつ戻ってくるかもわからないし

もう夫と楽しく夕飯を食べるのとねこちゃんたちをなでなでするくらいしかリラックスできる瞬間がない…

まあそれだけあれば十分か

 

先日家のまわりを散歩していたらこんな光景に遭遇

こりゃスペインでしか出会えない景色…というかスペインでもこんな景色見たのは初めてだよ

pata-de-jamon

ハモンの脚がくずかごに捨てられている

電子証明&運転免許の手続き

NIEがおりたのでずっとやろうと思っていた役所の手続きを2つ立て続けに行った

まずは電子証明 (certificado digital)

電子証明は最強のツールで、これがあれば住民票だって市役所に行かずともメールに届くように申請できるし、税金の支払いもネットで簡単に申し込める

しかも登録は簡単で、ここのサイトにアクセスして事前準備のツールをインストール

インストールしたらメールに申請番号が届くのでその番号とパスポート、NIEをもって区役所に行き手続きをしてもらう

するとまた別のメールが届くのでそのメールをもとに別のツールを先ほどと同じパソコンにインストールして完了

区役所には1回行かなければならないけれど、これが終わればあとはもうよっぽどのことがない限り役所に行く必要がなくなるので絶対におすすめ!

実際に運転免許の手続きをする際に住民票が必要と書いてあったので申請したけど(交通局行ったら結局いらないと言われた…)、前日に申請して翌朝の朝一にはメールに住民票が届いた

 

そして運転免許の手続き

日本の免許がスペインでも同等に使用できるという協定が日本とスペインの間ではあり、わざわざスペインで運転免許を取り直さなくても一つ手続きを行えば引き続き運転できる

この申請に必要な書類は、申請書、日本の運転免許書、シコテクニコとよばれる運転しても大丈夫かを医者に診断してもらった書類、日本大使館でもらえる運転免許証のスペイン語訳

大使館でもらう書類はネットで運転免許証の写真をアップして事前につくってもらえれば当日は大使館に行ってすぐにできた書類をもらえるので便利

大使館にメールすると詳細を親切に教えてくれる

それから医者の診断書もその日にはんこ押して発行してくれる

まあ診断とは名ばかりで、今まで痙攣とか病気をおこしたことがあるかなど聞かれたり視力はかられたりあとはちゃんと線に沿ってハンドルを操作できるかなどの簡単なテストを受けるだけ

免許交換の手続きはここのサイトから申請の予約を取ことができる

申請の内容ごとにとるべき予約が違うのだけれど、運転免許交換の手続きの予約をとろうとするとプルダウンで選ぶところに「日本」という選択肢がない

困ったので電話して聞いてみたところ、"Tipo de trámite"のところは"canje(交換)"ではなく"Trámites de oficina(事務手続き)"でいいとのこと

そして次にárea de conductoresだったかな、を選ぶ

そこで出てきた日時を選んで予約は完了

私が予約を入れたときはそれなりにあいている日にちがあったので割とすんなり予約がとれた

 

で、実際に予約日当日指定された事務所に行って用意した書類を提出する

とまあこんな感じなんだけれどスペインでこういう手続きがすんなり終了することは十中八九ないといっていい

今回も行くとまずは「免許証交換はこの予約では受け付けてないよ~」と言われる

でたよ、また仕事したくない役所のスペイン人、と思いつつ、プルダウンに日本がなくて選択できなかったことと電話した先のおねえさんにこの予約でいいと言われたと答える

受付のおじさんがホームページを見ながら「あ、ほんとだね~日本選択できないね~日本人なんてあんまりこないからさ」とどうでもいい言い訳をしてくるのを聞き流す

交換の手続き担当の窓口につないでもらい、必要書類を提出

今度はおねえさんが「この大使館の書類、こんな紙一枚じゃなくてもっと分厚いはずなんだけど~?」というのですかさず「日本大使館の人はこの紙だけでよいと言っていたし、今までもほかの日本人がこれで申請して問題なく通ってきた」と言い返す

するとほかの同僚にも日本がこの書類だけでいいのか聞いてきて、結局OKとのこと

スペインってさー臨機応変な対応というのが全く持ってできないんだよね

今までやってきた仕事からすこしでも外れたら、考えもせずに「できない」といって突き返す

これはお店で働いている同僚を見ても、プロセスの一つひとつを暗記してこなしているだけで全体像というかなんの目的でなぜその過程を通るのかというのが全く持って理解できていないなあ…ということがしょっちゅうある

まあこんな感じでひと悶着あったけれど無事申請は終わり、あとは2か月後に自宅に送られてくる免許を待っていればよいだけ

今はこの申請の際にもらった紙を携帯していれば問題なく運転できる

この手続きの痛い点といえば、日本の免許証は取り上げられるというところ

日本人にとっての身分証明書である免許証はもっていないと日本に帰ったときに不安…

かといって毎日仕事に行くのに運転は必須なので背に腹はかえられず

 

これをもってすべての役所関係の申請は終わり

やっと解放された達成感でいっぱいだ~!

aki

 

やっと在留カードを手に入れた!!!

今日やっと在留カードを手に入れることができました!!!

いやあほんとに長かったなあ~

結婚すると決まっていろいろ動き始めたのが去年の1-2月、1年かかってようやく手に入れた在留カードは感激もひとしお

今後誰かの役に立てばと申請から取得までのながれを簡単にまとめてみますね

 

まず私たちの場合はスペインで先に結婚してそのあとに日本大使館に婚姻届を出すというスペイン方式での婚姻

それからはやく働き始めたかったので少しでも手続きを早く進めるため弁護士に在留許可の申請をお願いした

結果からいうと弁護士ももしかしてこれが初めての件か?というくらい全然わかってなくて、むしろ自分で申請した方が早く終わったかもしれないというくらい役に立たなかった

 

時系列でいうとこんなかんじ

2023年

2月:夫の居住する地域のjuzgado(裁判所)に予約を入れる

←結婚する前段階の書類を提出するため。一番最短の日にちで予約が取れたのが5月

5月:渡西

5月:2月に予約を入れたjuzgadoへ

その時に提出した書類などはこちらの記事に↓

vidasolohayuna.hatenablog.com

6月:結婚式

結婚式の様子はこちらの記事↓

vidasolohayuna.hatenablog.com

6月:弁護士に在留許可申請に必要な書類を提出する

夫に収入があれば彼の経済力を証明する書類を提出すれば無犯罪証明書は必要なかったのだけれど、今学生で収入がないのでarraigoという枠で申請することになった

この時に必要だった書類は確か

婚姻証明書、住民票、夫のDNI、私のパスポート、無犯罪証明書

無犯罪証明書の発行は日本大使館に申請するのだけれど、申請してから発行されるまでに1か月近くかかるので早めはやめに準備しておいた方がいい!

関連記事はこちら↓

vidasolohayuna.hatenablog.com

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9月:弁護士に無犯罪証明書を提出

7-8月いっぱい弁護士事務所が閉まっていたのでなにもできず、最後に残った書類は9月まで持ち越されてしまった

9月:移民局に指定された手数料を支払う

関連する記事はこちら↓

vidasolohayuna.hatenablog.com

12月:居住許可がおりたとの連絡が移民局からくる

9月に手数料を払って以来、今かいまかと待ち望んでいた居住許可がようやく下りたと弁護士から連絡があった

この書類があれば在留カードの発行を待たずとも問題なく労働できるとのこと

偶然この書類をもらった1週間後に今の上司から空きが出たのでうちで働いてほしいとの連絡があり、今も問題なく働けているので書類に書いてあったことはウソではないらしい

12月:上の書類が送られてきてすぐに警察署に在留カード発行の予約を入れる

ここがまた厄介で、マドリード(おそらくバルセロナも)の場合予約が全然取れず

書類には1か月以内に在留カードを申請しないとこの書類は失効しますと書いてあって、でも直近で予約がとれたのが5-6週間後の1月中旬

どうしようもできないことなのだけれどかなり焦って予約をとった警察署に電話してみたら、状況はわかってるから予約さえ取れていたらそれで大丈夫と言われ安心

ちなみに予約をとる画面にいきつくのもめちゃくちゃ大変で、いろいろ情報を漁って読んでいたら月~金の12時にスロットがあくからその時間を狙ってサイトを開くとよい、と書いてあったのでそれで試してみた

何度もなんどもF5を押してやっと予約画面に行きついたので日時も見ずにとりあえず予約

しかもマドリードにいくつも警察署はあるはずなのに、一か所しか選択できず

まだうちから近いところでほんとよかった~というかんじ

2024年

1月:在留カードの申請のための書類を警察署に提出

必要だった書類は

パスポート、証明写真、12月に送られてきた書類、申請用紙、手数料を納入したことがわかる書類、古いTIE(在留カード、あれば)

手数料は予約の日の前に銀行で支払いをする必要がある

ここで提出を終えると後は30-40日後に受け取りの予約を入れてくださいと言われる

特にカードができたとかなんとか連絡がくることはないので、ちょうどよいと思った日にちに同じ警察署に予約を入れればOK

2月:警察署で在留カードを取得

1年かかった長い手続きもこれにて終了、予約を入れた日に警察署に行って在留カードを受け取る

書類を提出した際に控えをもらうのでその書類と、パスポートと、古い在留カードがあればそれも提出する

 

私の場合2028年の11月まで有効とあったので、近くになったらまた更新の手続きをしないといけないのだろう

何はともあれ今日はお祝いだな

次はこの在留カードを使って電子証明の手続きをするのと、それから運転免許証の交換をしなければならない

まだまだ役所とは縁が切れなさそうだ…

 

kurumi

ひなたぼっこをするねこ

 

ワインの見本市に参加

先日は私が働いている会社が主催するワインの見本市に顔を出してきた

といってもその日は午後からシフトが入っていたので1時間だけ参加してそこから急いでお店に向かわなければならずあんまりゆっくり見ることはできなかったのだけれどね

なにせスペイン国内外から約70ものワイナリーがそれぞれ自分のワインを持ち寄って各自ブースで試飲を行うというもので、直接ワイナリーの人からお話が聞けたのはとても有意義になった

それから会社主催なのでほとんどがお店で扱っているワインで、お客さんにどうやって良さを伝えられるかな~とかいろいろシミュレーションできたのもよかった

 

今回見たワイナリーは5つほどで、例えばイタリアのAzelia、ポルトガルのQuinta do Infantado、フランスのDomaine Heresztyn-Mazziniとか

show room

show room

show room

とくに素晴らしかったのはAzeliaと、写真にはないけれどフランスのDomaine Tempier

Azeliaは写真の通りものすごい種類のワインを持ってきていてすべて試飲させてもらったのだけれど、デイリー使いにちょうどいいドルチェットから10年熟成させたバローロまで守備範囲が幅広く、5代続く家族経営の息子が直々にひとつ一つ丁寧に説明してくれてとても好印象だった

それからDomaine Tempierはフランスのバンドルにあるワイナリーで、私はあまりロゼは好まないけれどさすがにプロバンスというだけあってロゼが素晴らしかった

ボディががつんというよりもエレガントさがありつつタイ料理とかインド料理とかスパイスがきいている料理でも全然合わせられちゃうくらい存在感もしっかりあるワイン

赤もムールヴェードル種でつくられたちょっとフランスワインに独特のいい意味での臭みみたいなのがあって、これまたクセになるな~というかんじ

 

ほんとに一瞬だったけど、前にインターンしていた時の元同僚とかにも会えてとてもいい時間になりました~!

こういう機会はどんどん活用させてもらって勉強しなきゃな~