人生いちどきり

後悔先に立たず!美食の街、サンセバスチャンの大学院でソムリエのコースを修了後、スペイン人と結婚して現在マドリード暮らし

歯ぎしりは体に良くない

日本にいるころから寝ている間の歯ぎしりが結構ひどくて、起きているときもちょっとストレスを感じると気づかないうちに歯を食いしばっている

マウスピースをつくったもののそれっきりで週1くらいで頭痛に悩まされ腰も痛かったりとあまり調子が良くなかった

それをスペインに来てから改善しようと整体の顎マッサージに通って4か月ほどが過ぎた

あまりにも顎全体が凝っていてそこをぐいぐい内側と外側から押されるので毎回まいかい痛みに涙がつーっと落ちてくる

で、その整体師が一応レントゲンを撮ってもらった方がいいとのことだったので昨日病院へ行ってきた

病院は本来なら車でうちから30分なのだが帰宅時間と交通事故が重なりめちゃくちゃ渋滞していて1時間半かかってやっと到着

診察前からストレスで歯を食いしばってしまった

 

スペインの保険制度は大きく分けて公的なものと私的なものと2つあり、私はビザを申請するにあたってMapfreという保険会社の保険に入っている

公的なものはビザがおりて仕事についてから加入することができる(もしくは夫の扶養に入るパターンもあるようだ)

日本との大きな差といえば、持っている保険によって行く病院自体が違う

公的な保険はセントロ・デ・サルー(Centro de Salud)という機関のかかりつけ医師があてがわれ、その医師が風邪から何からはじめの診察を行い、それによってどの専門機関に送った方がいいかが決められそのあと病院やらなにやらの専門医に見てもらうという流れ

私的な保険は最初から専門医を予約して直接病院に向かう

専門医がいる病院は日本でいう総合病院みたいな大きな病院なのだけれど、病院自体が公的なのか私的なのか分かれていて、例えば昨日行った病院の患者はすべて私的な保険を使って診察に来ている人しかいないということになる

公的な保険は無料でなんでも(手術からレントゲンからすべて)処置してくれる一方、最終的な処置まで予約がいっぱいでめちゃくちゃ時間がかかる

例えば夫は足首のMRIを撮ってもらうために、最初にCentro de Saludに行ったのが8月の終わりでMRIの予約ができたのが11月の終わり

私的な保険はなんでもちゃっちゃと見てくれるし予約もとりやすいけれど無料ではなく毎年一定の保険料を払わなければならない

 

前置きが長くなったが、結果から言うとまだ顎の骨には異常はないとのこと

骨が変形していたらちょっと問題だったけど、骨と骨をつなぐ関節?円板?骨と骨をつなぐクッションのような働きをする部分がすり減っているとのことだった

ナッツやサンドイッチ(bocadillo)などの固いものや口を大きく開けなければいけないものは控えるようにして、顎と首のあたりをあたためるように、とのこと

そんなこんなで整体師のマッサージにはこれからもしばらく通うことにして、今後関節がすり減らないように注意しなければならない

 

kurumi

椅子を2つ使って器用に眠る我が家のねこ 椅子の座面がガシガシされてぼろぼろ