ということでsemana santaは2泊3日でブルゴスに行ってきました！
ブルゴスはマドリードからほぼ直線上に北に行ったところにあります
今回はバスでの旅行
こちらのバス会社のサイトから簡単に予約できます
Hacemos tu viaje en autobús más fácil - ALSA
乗車時間は約2時間45分でした
座席もかなりゆったりしていて快適な旅路でしたよ～
ブルゴスにとりたてて何があるというわけでもないのですが
とりあえずチーズが有名という前知識のみで乗り込みました
結果から申しあげますと、ブルゴスかなりおすすめです
日本から観光でスペインに来る場合、ここを訪れる人は
1％にも満たないんじゃないかと思いますが、非常に穴場です
ちょっと見どころをまとめてみますね～
人類の進化博物館 Museo de la Evolución Humana
その名のとおり80万年前にさかのぼり現在に至るまで
人類がどのような進化を遂げてきたかを
くわしーく説明してくれている博物館です
外観からもわかる通りかなり近代的な建物と内装で、
入場料6€の割には2時間半くらいたっぷり楽しめました
ブルゴス城 Castillo de Burgos
もうほぼ城壁しか残っていないのですが、
このブルゴス城からは街一面を眺めることができます
その昔イスラム教徒の侵略から守るためにつくられた城壁だとか
その努力も虚しく最終的にはスペインほぼ全域を統治域とされたのですが…
こうしてみるとブルゴスは小さい街です
ブルゴス大聖堂 Catedral de Burgos
見た通りとても大きいです
しかも奥行もまだまだあります
内部は聖週間だったせいか日曜の朝一時間だけと
かなり入場できる時間が限られていました
が、まあ正直中は見なくてもいいかな
11€でオーディオガイドもついているのですが
あまり楽しいガイドではありませんでした
それから空間を埋めるためか知りませんが無駄に
美術品をやたらと陳列していてそれもちょっとマイナスポイントかな
でも外見は素晴らしいですね
ブルゴスは日本でいうお遍路、Camino de Santiagoの
中継地点でもあるんです
街にはお遍路中の人と思われる人たちが
えっちらおっちら歩いておりましたとさ
食べ物
ブルゴスは内陸に位置するCastilla y León州のひとつのため
基本的に肉がおいしいです
チョリソーやモルシージャ(morcilla:ソーセージに血と玉ねぎを
混ぜたようなもの)など加工した肉が特に強いらしい
それからさっきもいったようにチーズ
サンロレンソ通りという通りでは毎晩8時くらいになると
ピンチョスをつまみながらお酒を楽しむ人でごった返します
ひとつひとつのお皿が小さいので大体みんなちょろっとつまんで
すぐに次のお店へ向かいます
本当に人が多いので頼むのが大変
一つのお皿が大体1.5-3€とマドリードに比べると半分くらいの値段
それでいて味はべらぼうにうまいので満足することこの上なし
それから店員さんも陽気な人ばかりで
大量のお客さんをさばくために常に周りを見張りながら接客と、
皆プロ極めてました
これが先ほどのチョリソー(左)とモルシージャ(右)
このピンチョはブルゴス特有のcojonudoとcojonudaというもの
まあ日本語にあえて訳すと「ばかうま」ってかんじですかね
これがまた飛ぶように売れるんですね～
たしかにシンプルだけど絶妙な組み合わせでばかうまい
モルシージャも変に血のにおいなんてせず絶品です
これはブルゴスだけの食べ物ではないのですが
トリハというsemana santaで特に食べられるお菓子
フレンチトーストの甘ったるくて脂っこい版と考えてもらえればおk
Procesión
そしてsemana santaといえばこれ
聖週間の間ずっとこの帽子をかぶった人々が
マリア様やキリスト像を掲げて街を練り歩きます
KKKではありません
セビージャのsemana santaがスペイン一だと言われていますが
ここのもかなり大きい行事となっていました
なんてったって中世の香りぷんぷんですからね
いたるところに銅像やら教会やら修道院やらで
こんなにスペインを感じられる都市はなかなかないんじゃないかってくらい
サンセバスティアンは最近テレビでも取り上げられて
日本でもだんだん知名度が上がってきたようですが
ブルゴスもサンセバスティアンも割と似ています
唯一の大きな違いは海があるかないか
肉料理か魚料理かってところですかね～
ということでブルゴス、めちゃくちゃおすすめです
一見の価値あり！
