もうオフィスでのルーティーンワークに嫌気がさしたのでシチリア島に逃亡してきました
マドリードからシチリア島はライアンエアーのみ、しかも毎日ではなく週に数回直行便がでています
2時間半のフライトです
シチリア島には2つ空港があり、PalermoそれからCataniaといいます
島は三角形をしていてPalermoは西側、Cataniaは東側に存在します
私は今回この2都市に滞在しました
ちなみにバスで2時間半、1時間に1本の割合ででています
まず到着したのはPalermo
シチリア島はマフィアの巣窟だと行きの飛行機で勉強してきましたがそのせいもあってかみんなマフィアに見えました
テレビドラマのThe Sopranosを彷彿とさせるようなたたずまいでした
それから建物はすべて石造り
海風がばんばんあたるためものすごく老朽化していて、なんだかすごいとこ来ちゃったな~というのが第一印象
ホテルについて街を散策するもバルが一向に見当たらず
スペインだったら石をなげたらあたるくらいの勢いでバルがあるのですが…
で、どうもよくみるとジェラート屋に「ジェラート バル カフェ」とひさしに記されていて、しかもビールの蛇口まで用意されてるんですわ
もしかしてアイス屋がバルの役割をしているのだろうか…
とりあえず腹がへったのでおしゃれバルレストランっぽいところに入り、なんだかわからないものを注文したらコロッケっぽいものがでてきた
これで20€ほど
高い、高すぎる
スペインだとワイン1杯で大体2€が普通なのが、シチリアではどこも5€以上はとられました
でもコロッケはおいしかった、しかも並べ方がアーティスト
こんなかんじで全部たどっていくととてもだらだらと長くなるのでここからは写真に代えさせていただきます
B&Bの朝食はこのテラスで
シチリア島はどの家も必ず、必ず!すべての家にバルコニーがついていました
しかもバルコニーを支える下の部分がまた凝ってるんです
さすが、芸術の欠かすことのできないおしゃれすぎるイタリアを見ました
とりあえずPalermoを後にして、Cataniaへ
Palermoは移民も多く、街もカオスを極めていてちょっと居心地がいいとは言えなかったのですが、Cataniaはまた全然違いました
どちらかというとかなりヨーロッパ的で、メインストリートもきれいに整理されていました
失敗したのが、カフェでビールを飲んだのですが1本4€とられました
どうもレストランやカフェで座って飲食すると、ショバ代として1人2€程取られるみたいなんですね
だからろくに休憩もできず
Palermoの朝市にも朝早く起きて行ってみたのですが、超小規模でかなり死んでました
こちらのほうは活気があって野菜が新鮮そう
とくにあんな赤いトマトみたことないってくらいものすごい真っ赤なポモドーロ
肉・魚はカバーをかけず直で外にさらされていて、しかもお店のひとも直接手で触っていたのであんまりここでは買いたくないかも
こちらの人はスペイン人よりも衛生観念がうすいようです
あまりにも外食が高いので近くにあったスーパーでハムやチーズを買いパニーニを作って食べたのですが、このスーパー超楽しい
Decoという名前で、質の高い商品がそろっていました
とくに付属の肉屋さんとチーズ屋さんで量り売りしてもらったのですが、やばい
モルタデッラがおいしすぎてびっくり
シチリアはレモンの名産地ですからね
とにかくイタリアはうまい
しかも材料を加えるのではなく、シンプル
それはイタリア人の服装にもあらわれていました
ごてごて着飾るのではなく、シンプルにシャツとズボン
でもシャツはアイロンがしっかりかかっている、ポモドーロも味がしっかりしている
今回アパートタイプのB&Bとホテル(ちゃっかり4つ星)に泊まったのですが、B&Bのほうがかなりよかった
かならずテラスがついるので、スーパーで買った食材を簡単に調理してそこで自由に食べられるし、冷凍庫にスーパーで買ったリモンチェッロをいれることも
とくにCataniaの"Casa Provenza"というB&Bがかなり気に入りました
おすすめです
物価が高くて衛生観念もちょっとかけている、バルも全然ないのでパスタばっかりなところは欠点かもしれませんが、シチリア島、のんびりしていて数日の旅行にはぴったりでした!