今週末はちょっと足をのばしてビルバオまで行ってみた
とりたてて用事はなかったけど、せっかくスペイン北部にいるし、バスも30分に1本でていて行きやすいのでちょうどいいかなあと
特にネットでバスのチケットを事前予約する必要はなさそうだったので、直接サンセバスチャンのバスターミナルで乗る直前にチケットを購入
往復で25ユーロほどでした
バスク地方の人はビルバオのことを結構嫌っていて、ことあるごとに「ビルバオは大きいかもしれないけどサンセバスチャンのほうが断然きれいだ」とか「ビルバオは港があるとか言うくせに実際その港もちっちゃい」とか言いたい放題だが、アンダルシア地方のセビージャと同じ立ち位置らしい
セビージャもほかのアンダルシアの街々からあまりよく思われていないらしく、各地方の主要都市あるあるなのかなあ…
El Corte Inglésという伊勢丹のようなデパートがスペインにはあって、私はだいたい名のある街ならどこにでもあると思っていたのだが、何とサンセバスチャンから一番近いコルテイングレスはビルバオだというではないか!
ということで今回はまあ一度昔いったことがあるけどビルバオはどんなもんだったか偵察しに行くことに
第一印象は冷たいサンセバスチャン、みたいな感じだったのだが、やっぱりバスク地方第一の都市というだけあって大きいし人も多い!
メインストリートにはお目当ての(?)コルテイングレスがあったり、街をお散歩してみたり…
やっぱりバスク地方というだけあってやはり海鮮がうまい!
トリップアドバイザーで事前に調べたエビ専門のバルに行ってみることに
小さいバルでテラスがメインという感じのところで、雰囲気もすごく良いし何よりエビ専門というだけあって質がめちゃくちゃよい
これは日本の伊勢エビなのかな?贅沢に一人で1匹いただきました
鉄板焼きで塩がかかっているだけのシンプルな一品
それからこちらのエビたちもめちゃくちゃおいしかった
一緒にいただく白ワインはガリシア地方のGodello(ゴデージョ)という品種
ニュートラルであまり香りは高くないけど酸味があってフレッシュなワイン
シンプルなエビに👌
📍 Perita
お昼ご飯はたまたま通りかかってたまたま席が空いてそうだったこちらのお店
📍 Lepanto
なんの情報もないまま通りかかって入った割にはめちゃくちゃおいしかった
海鮮スープと牛ホホ肉のポルトソースがけを注文
ポルトソースが甘いものとは知らなかったのでちょっと予想とは違ったけれど、スープは魚介の味がうまく出ていたし、牛ホホもトロトロでおいしかった
まあポルト酒が甘いことはもちろん知っていたのでそこから容易に想像はできたけど…
ビルバオはサンセバスチャンよりも料理が少し革新的というか、新しいスタイルを求めている感じがしてとても興味深かった
たまたまコーヒーを飲もうと入ったバルもかなり雰囲気がよくて、地元の人たちしかいないようなバルだったので次はぜひこちらで料理を食べてみたいと思った
バスで1時間半弱ですぐに行けるし、日帰りでちょっとコルテイングレスへ買い物に行ったついでにおいしい料理を食べるというプランもたまにはいいかもという週末だった