先日から何度もスペイン北部を推しているのだけれどもアストゥリアスもスペイン北部の州
今回の旅行でスペイン北部の州は全クリしたことになる(バスク地方、カンタブリア、アストゥリアス、ガリシア)
アストゥリアスの中でも内陸に位置するオビエドと、海岸沿いのヒホンという街を訪問
この時期ビーチのある都市はべらぼうに宿泊料が高くなるのでホテルは2泊ともオビエドを予約し、2日目にバスで30分のヒホンを日帰りで観光した
アストゥリアスは他のスペイン北部の都市と同じように緑がめちゃくちゃ多く夏でも涼しい
マドリードだったら日中は39度とかで外に出られないのだけれど、ついた時点で26度と過ごしやすすぎる
そんなアストゥリアスの名産品といえば牛乳やチーズなどの乳製品、それから牛肉
カチョポという牛肉の薄切りに生ハムとチーズを挟んでまた牛肉でフタをしてパン粉をつけてあげるというボリューミーな料理とファバダというお豆とお肉の煮込み料理が名物
これがファバダ
これがカチョポ
スペインはほかの海外のイメージとは違って一皿がそんなに多くなくちょうどよく食べられる大きさ
むしろタパスとかピンチョスとかも結構あって一口でさらっと食べられたりちゃんとしたレストランの一皿でも理性的な量で出てくることがほとんど
でも1日目について速攻アストゥリアスは全くの例外ということを思い知る
このカチョポもファバダも一皿で頼んだらこんな爆弾みたいな量でてきた
しかもどのお店でもどの料理でもめちゃくちゃ量が多く、2日目からはちょっとセーブしないと大変なことになると学ぶ
アストゥリアスは食べ物がとってもおいしいところだからこうなると4人くらいで行ってワイワイちょっとずついろんなものを試せたらもっと楽しいだろうなと思った
カチョポの隣にあるのはリンゴのお酒、シードラで、これもこの地方ではめちゃくちゃ飲まれている
どのバルに行ってもビールでもワインでもなくみんなシードルを飲んでいる
アルコール度もそんなに高くなく炭酸もそこまできつくないので食事のおともに最適
しかも普通のコップに高いところからじゃばーーーっと少量注いで一気に飲み干すのが伝統で、店員さんがコップを開けるごとにつぎに来てくれる
オビエドの大聖堂を見学
ブルゴスほど大きくないけどそれなりに荘厳で美しかった
街からバス/タクシーで20分くらい離れるとそこは住宅街で、住宅街のすぐ裏には緑と山が広がっている
こんなに緑があると空気もきれいで本当に心地よい
しかもピソの家賃調べたらマドリードとかサンセバスチャンの半分くらいの値段でもうここに住むしかないなと笑
これは夜散歩してたら突如現れた大聖堂
アストゥリアスはさっきもいったように牛乳がよく取れるのだけれど、どのくらいよくとれるのかというとカフェでビールとともに牛乳が販売促進されているくらい名産笑
2日目は日帰りでヒホンという海岸沿いの街へ
オビエドのバスターミナルから15分に1本の間隔ででていて、チケットはターミナルで購入ができる
30分で海辺の街に到着
やっぱりサンセバスチャンでは家から徒歩5分で海だったので、こういう海がある景色ってつくづくいいなあと
昼は予約していたレストランで食事
前日学んだのでどのお皿も一番小さい量で頼み、最小限に抑える
このロシア風サラダ(ポテト少なめのポテサラ)が今まで食べた中で圧倒的においしかった
あったかいエビが上にのっているのが粋すぎる
ただ冷蔵庫にしまってあったポテサラをどんと出してきたのではなくちゃんとエビも鉄板で焼いてしかもじゃがいももほくほくで最高においしかった
これは白身魚とアサリ
このスープの部分がほんの少しピリ辛で、それがまたおいしかった
魚もアサリもぷりぷりでいうことなし!
街的にはヒホンよりもオビエドのほうが気に入ったかな~
ヒホンは海があることをいいことにそのほかの部分がわりとさびれていた
オビエドは住宅街メインってかんじだったのだけど私が旅行でいつも楽しいのは活気づいた住民の暮らしを覗き見る&おいしいごはんを食べることだからオビエドは両方満たせていた
ただし!
アストゥリアスセンスなさすぎる!
このショーウィンドウ、センスあんまりない私から見てもセンスなさすぎる
お店の飾りつけも え??この電飾にこの壁紙??? みたいなことが結構多くて、逆にそれが結構おもしろかった
何度も言いますがスペイン北部、本当におすすめ!!