人生いちどきり

後悔先に立たず!美食の街、サンセバスチャンの大学院でソムリエのコースを修了後、スペイン人と結婚して現在マドリード暮らし

弁護士にビザ申請の書類を提出した

土曜日無事に結婚の契約を交わし書類にサインしたところでやっと書類関係も後半に突入した

今度はこの市役所で行った婚姻を民事登録所に行って登録してもらい、リブロ・デ・ファミリアと婚姻証明書をもらうというのが次のステップだ

土曜に証人2人と私たち2人の全員でサインしたexpedienteと記載のある書類を月曜に民事登録所へもっていけばよいだろうということでさっそく月曜に赴いたのだが、市役所からまだ書類が届いていないとのことで結局何も進まなかった

10日から15日ほどかかるかもしれないと言われてとりあえずその日はそのまま帰宅

ダメ元で水曜日にも民事登録所に寄ってみたところ、なんとすでに市役所から書類が届いているのでこのまま手続きができるとのことだった

登録前に名前やらなにやら確認していると何と私の母の名前が一文字間違っていることが判明

日本人の名前なんてそんなに聞き覚えもないだろうしまあ間違えるよなあ~

ということでその場で指摘すると以前提出した戸籍の翻訳と照らし合わせて正しいほうに変更してくれた

そういう修正もあって約1時間かかってやっとリブロ・デ・ファミリアというものを発行してもらう

librodefamilia

これは他の国ではなかなか見ないスペイン独特の書類で、戸籍や証明書とは別に一家族に一冊与えられるパスポートサイズの手帳である

ここに彼と私の名前が手書きで記入され、手渡された

手書きなのでなかなか大胆かつ判別しづらい字で書いてあるのと、なぜか渡された最初から表紙がぼこぼこの傷だらけだった

この書類、そろそろなくなる方向にあるらしいので今後貴重な代物になりそうだ

水曜はこれにていったん引き取ったのだが、その後これとは別に婚姻証明書というのが今後必要になると耳にする

 

ということで木曜日にもう一度出向く

もう民事登録所の担当のマダムとは顔見知りになり冗談を言い合うまでに

ここで証明書を受け取ってすぐに家に帰るところ、自分達の名前をもう一度確認すると今度は彼の母方の姓が一文字間違っていることに気づく

もーーこれだから外国人の名前は面倒なんだよなあ

ということで今度はすでに登録されている情報を修正するということでめちゃくちゃ面倒なことになった

幸い役所のマダムの大いなる働きで2時間半待つだけで修正はできたが、ちょっと前だったらこの修正に4か月かかっていたらしい

 

ということでいろいろと苦労はしたけれど本日弁護士にビザ申請のほとんどすべての書類を提出してきた

ほとんどというのは経済状況を証明する書類がどうやら必要らしく、私の残高証明書を今用意しているところである

本来ならば大金をかけて弁護士に依頼することなく自分でできる手続きでもあるのだが、できれば早い段階でビザがおりて労働許可が欲しいという状況にあるので弁護士にお願いした

というのも先日やっとお店の上司と話すことができて、新しいお店が9月に開店するのでどうしてもそれに間に合うように手続きをやってくれとのことだった

最悪間に合わなければ1-2か月は別の人員で何とかまわして待ってやってもいいとほかの上司とも話をつけるとのことだったので、こちらとしても誠心誠意できるだけ早くビザを取得できるような姿勢を見せようと思っている

ただでさえ何年も前から失業率が驚くほど高いスペインで、外国人が、しかも自分が一番極めたいと思っている業種で働けるチャンスはそうそうないのでこの機会はぜひ逃したくないのであった

 

とりあえず残高証明書は引き続き日本の家族に手伝ってもらって取得するとして、あとは大使館に婚姻届を提出したら一応8割がた終了となる

これからは本腰を入れてFrench Wine Scholarの勉強をしようというところである

 

ブログを書いていたらおっさん2人が様子をみにきた

ossan