人生いちどきり

後悔先に立たず!美食の街、サンセバスチャンの大学院でソムリエのコースを修了後、スペイン人と結婚して現在マドリード暮らし

婚姻の書類を提出

今日ついに結婚の前段階の書類を提出してきた

先日も書いたように、今日の日付を確保したのは今年1月の終わり

4か月越しにやっと一歩前進できた

結婚は日本で行うかスペインで行うかで準備する書類が異なり、私たちはスペインで先に結婚を行うことにした

スペインでの結婚はまず相手が住んでいるregistro civil(民事登録所)というところに行き必要な書類は何か確認するところから始まる

各自治体で必要な書類が若干異なるらしく、ここをきちんと確認しないと後々面倒なことになる

 

私の場合必要だった書類は

- 戸籍抄本:戸籍謄本だと日本での世帯全員分のデータがのってしまい、役所にとってただでさえ外国語でのわけのわからない書類がもっとわかりにくくなるので自分の分の一部、抄本でよいと大使館の方からアドバイスをいただいた

- パスポートの原本とコピー

- 過去2年間の住所録:私の場合、スペインと日本を行ったり来たりしていていちいち住所を出すのが面倒だったので、日本の住所は戸籍の附表で一気に今までのすべての住所録を出してもらった

スペインの分は去年住んでいたサンセバスチャンへ行って直接もらってきた

- 婚姻要件具備証明書:日本の区役所で出してもらった

- 婚姻告知不要証明書:在スペイン日本大使館にメールにて戸籍などの必要書類を添付すると1週間で書類を作成してくれた

その後作成完了の連絡があってから電話で来館の予約を取りスペインに来てから実際に取りに行った

詳しくは大使館に問い合わせると丁寧に説明してくれるはず

日本語の書類はアポスティーユをとったのち、traductor juradoというスペイン政府公認の翻訳者に頼んで翻訳をしてもらわなければならない

アポスティーユは外務省に郵送で依頼して、1週間ほどで返送される

 

全ての書類がそろってから予約日2日ほど前に念のため民事登録所にこの書類で大丈夫か、何か注意すべき点はないかなど確認しに行った

すると私の住所録に関してはもう日本語の書類がちんぷんかんぷんでよくわからないということになり、唯一役所の人が読めたサンセバスチャンの住民票だけでよいということになった

サンセバスチャンの住所から特に移転などを出していなかったので表記上はまだ私はサンセバスチャン住まいということになっているらしい

ラッキー

 

今日書類を提出したのは結婚をしてもいいよという許可を行政からもらうためで、これが出て初めて結婚が許されるということになる

この許可がおりてから改めて市役所/民事登録所/公証人のいずれかの前で結婚をする日程を決めなければならない

今までいろいろ調べていたところによると、民事登録所に書類を出してから2, 3週間ほどこの結婚についてのお達しを掲示板に貼ると聞いていた

この二人の結婚に誰からも異議はないな??という確認をとるためらしい

しかし今回の場合、役所の担当の人もかなりゆるゆるで、何と今日その場で結婚の許可をだしてくれた!

大使館で取得した婚姻告知不要証明書はここで効力を発揮したのだった

それから結婚の手続きは、民事登録所だともう予約がいっぱいで早くて今年の11月だと聞かされていたが、私のビザの申請が遅くなるとあれだからということ担当の人のはからいで市役所での婚姻手続きを進められる整理番号みたいなのを発行してくれた

おかげで何と11月くらいだろうと思っていた結婚の手続きが来月の中旬になったのだった!

私が住んでいる地域はマドリードの中でも郊外で(東京でいうと23区外みたいな)、人口もマドリードの大都市より少ないのでこういった融通がきいたのかも

それにしてもマドリードの役所関係は本当に担当の人によって対応が全然違い、いいひとにあたるのと頭の固い人にあたるのとでは手続きのスピードや必要書類も雲泥の差が出る

今回は本当にいいひとにあたってよかった

 

来月までに結婚のときに着る服を買って髪の毛をセットしてくれるところを探さなくては…!

まあ今日でひとまず山は越えたのでスペインに来る前日に予約していたのが届いたゼルダをやったりビザが出て仕事ができるようになるまでの間いけそうなワイナリーを探したり、はたまたFrench Wine Scholarの勉強をしたりとゆるゆるすごそうと思う~

ちなみに新しいゼルダはブレスオブザワイルドのアツい編曲や懐かしいキャラクター、今までのゼルダに出てきた敵キャラなんかも出てきて、しかもブレワイよりももっと自由度が高くめちゃくちゃおもしろい

気づいたら時間が過ぎ去っているので怖い…

 

desayuno

久々にザ・スペインの朝食を食す