人生いちどきり

後悔先に立たず!美食の街、サンセバスチャンの大学院でソムリエのコースを修了後、スペイン人と結婚して現在マドリード暮らし

式の準備を着々と進めている

民事登録所で結婚の許可を得て以来、市役所で式を挙げるまで実に2週間弱しかない

ということで日程がわかってからすぐにまずは指輪を買いに行った

スペインのデパートといえばここ、El Corte Inglésで大体なんでもそろう

できれば式の時に指輪があるようにしたかったので2週間で仕上げてくれそうなところと探していると、彼が婚約指輪を購入してくれたお店に行きついた

婚約指輪が大きかったので先日サイズ直しをしてもらったばっかりだったが、結婚指輪もここで買うことになった

スペインの結婚指輪は本当にシンプルなデザインが主流で、素材は基本ゴールド

日本のようにプラチナではなくホワイトゴールドかイエローゴールドが主体らしい

それから日本よりも値段は割と抑え目

そしてスペインでは結婚指輪は右手の薬指にはめるらしい

デザインもそこまで多様ではないのでそこまで迷わずさっさと決めることができた

 

私は今ビザ的には観光ビザなのだが、コルテイングレスに観光でお買い物しに来ている人にはツーリストカードなるものが支給される

パスポートを見せてカードの登録を済ませると買い物をするごとに購入金額の10%がカードに割引額として入金され、次の買い物がお得にできるという素晴らしいカードである

これを使って指輪を少し安く手に入れることができ、しかもその指輪を購入して得た割引額で当日に着るスーツやドレスを安く購入することができた

 

ところでそういえばよく耳にしていて少しばかり準備もしていたのだが結婚の事前面接というものが一切なかった

聞くところによると国際カップルの場合夫婦別室に呼び出されて相手の両親の名前とか趣味とか好きな食べ物とかを質問されるらしい

それによって本当に金やビザ目当ての結婚詐欺ではないか確かめるらしい

別に両者が同意してるなら金目当てだろうがビザ目当てだろうがなぜダメなのか正直私にはよくわからんがそういうしきたりらしい

まあ私たちの場合はお互いがお互いの言語を問題なくしゃべれる時点で詐欺まがいの結婚ではないことは明らかだったのだろうか

やっぱり両者ともに相手の言葉を喋れた方が断然コミュニケーションがスムーズにいくと思う

母国語でしか伝えられない細かいニュアンスもあるし、相手の国にいてその親族や友人と意思疎通が図れるに越したことはない

まあそれぞれの夫婦にはそれぞれの事情があるんでしょうが

 

こうして私が認知できる限りすべての準備がそろって、あとは指輪をひきとりに行くだけとなった

当日はいろいろ偶然が重なって私の友人も2人来てくれることになったのでとてもうれしい

彼の高校時代のお友達も何人か来てくれる予定らしく、彼らにはこんなものを先日プレゼントしてもらった

wonderbox

よく売っているのを目にしたことはあるが実際にプレゼントしてもらったことはなかったのでなんだかうれしい

これはまあ簡単に言えば結婚式の引き出物によくあるカタログギフトのようなものである

日本だと食べ物とか食器とかがおうちに届くことが多いけど、これはほとんどがホテル滞在クーポンとかレストランの食事券とか手元に残らないものが中心だ

箱に入っているクーポンコードをサイトに入力してお店に実際に出向きクーポンを見せて使用するという使い方らしい

あまりにも選択肢が多くてまだ決めかねているが、式が終わったらゆっくり決めたいと思う