写真は5年前のSolの様子、特に今と変わりはない
5年間という月日は長いような短いような
その間に大学卒業やら就職やらを経て、またこの地へやってきた
思えばはじめてスペインに来たのは留学初日
ラテンアメリカにも行ったことがなかったので、
見ず知らずの国の言語を大学4年間かけて専攻しようと決意した高校時代
なかなかの勇者である
留学半ばくらいまではまさかこの国がこんなに思い入れのある場所になるとは
予想だにしていなかったので、人生ってやっぱり不思議だと思う
ところでこの5年間、スペインは変わったところもあれば
やっぱり変わらないなーというところもある
あくまでも独断と偏見だが、変わったところどんなところかというと…
1. トイレに紙があるところが増えた
以前バルやレストランに行って、トイレをお借りすると
トイレットペーパーのあるところは大体半分くらい
かならずティッシュは持ち歩いて行動していた
それが今やほぼ100%すべてのトイレに紙がある!!
前は「鍵があるか・紙があるか・流れるか」がトイレに入る際の
見極めポイント3つだったのだが、
最近はだいたいこの3つ、ちゃんと網羅されている
私には、トイレをみればその国の経済状態がわかる、という持論があって、
この持論からいうとスペインもだんだん経済危機から脱しているのが見て取れる
2. 店員の感じがよくなった
前も別にとりたてて感じが悪かったとか、そういうわけではないが
そうではなくてもっと気持ちに余裕が見て取れるようになった
余裕があるので心から笑顔で接客してくれるところが多くなったと思う
こないだ行った役所までめちゃくちゃ感じがよかった
役所ではそれぞれの窓口に「接客評価ボタン」みたいなのがあって、
これ帰るときに押してってね~と各窓口で呼び掛けていた
もしかしたらこれが給料に直結するのかもしれないし、
そのおかげでかんじよくなったのかも
うん、努力してる
3. 床に直座りしている人が減った
全体的に所謂マナー向上を目指している感がする
メトロには出入り口はちゃんと開けといてくださいとか
携帯での通話は声の大きさを考えてとか、
音楽を聴く際はちゃんとイヤフォンつけてとか
そういうことが書いたステッカーが貼ってある
以前はどちらかというとずっとCercaníasを使っていたので
もしかしたらそっちはまだあまり変わってないのかもしれないけど
もしくはまだ寒いからかな??夏になるとまた違うのかも
要観察ですね
4. タバコを吸う人が減った
以前はSolの広場を歩いていると、
すれすれの距離で歩きたばこをしているひとが結構いた
ちょうど子供の目の高さだし危ないなーと前から思っていた
それから割と寒いのにタバコ吸うためにテラス席座ってる人も結構見かけた
(スペインは日本とは逆で、室内では禁煙・屋外でのみ喫煙可)
今は前ほどタバコ吸ってる人見かけなくなったな~
それか前ほど気にならなくなったのか
5年間で街も変わったかもしれないが、
自分自身も変わっているところがきっとあるだろう
特に前来たときは初めての訪問で、すべてが新しかったわけだし
でもやっぱり肌で感じられるのは、経済危機のどん底からは脱しつつある
というところかな
めでたしめでたし