この週末はマドリードから2人お友達が遊びに来てくれた
せっかくなのでサンセバスチャンの街を堪能しようということでバル巡りに出ることに
1日目は2人とも長旅で疲れていたので少し休憩してから適当に見つけたバルに入ってお昼ご飯
最初にメニューを見て高っ!と思い、とりあえずおなかを満たしてくれそうなパントゥマカ(パンにトマトが塗ってあるやつ)を注文
パントゥマカは大体どこも同じなので、全然期待しないで待っていたのだが、10分後やってきたお皿に衝撃を受けた
この写真だとちょっと見えずらいけど、パンのサクサク度が絶妙で素晴らしすぎる
上にのっているトマトもニンニクが効いていて非常に美味
ただパンにトマトのせるだけなのにこんなにおいしい食べ物が出来上がるなんてやっぱりドノスティは美食の街なだけあると実感した
さっそくマドリードの友人たちもごはんのおいしさと街並みの美しさに感動してくれて、マドリードに帰りたくないと連発していた
先日紹介したワインショップで買っておいたワインを1日目の夜に開けて飲んでみたのだが、とてもおいしかったので紹介
Rioja Alavesa, La Candelera
DOCaリオハの中でもバスク地方に位置するリオハ・アラベサの白ワイン
確かブドウ品種はMalvasía, Garnacha Blanca, Viuraだった気がする
とても豊潤で骨格がしっかりしていながらも優雅さも兼ね備えていて、ワインを注いだ瞬間にふわーっと熟した果実の香りとバニラの香りがグラスに広がった
2日目は展望台に上ろうということで、いくつかあるうちのちっちゃい登山列車で登れる展望台へ
かなり急な坂を100年くらい前から使ってそうな心もとない列車でえっちらおっちら上っていくのは本当に怖かった
のぼっている間も去年イタリアで起きたケーブルカーの事故の映像が頭から離れなくて本気で無事を祈った
やっと山頂に到着すると、目の前に広がるのはこの景色
なんかもうずるいよね、ここまでくると
景色も最高にきれいだし、ごはんもおいしいし、道も街もきれいだし
もう絶対にマドリードなんかには住みたくないと改めて思った
おなかがすいたのでこっからはまたバル巡り
授業で先生が、「最近の人は1℃低い状態で食べ始める」ということを言っていたのだが、つまりそれはお皿が来ても写真を撮ったりなんなりしている間に1℃食事が冷めてしまうという意味で、以前はそういう人のことを見てげんなりしていたのにいつの間にか自分もそちら側の人間になってしまった
2人ともとても満足して帰ってくれたので私も満足である