サンセバスチャンを出る3日ほど前に友人とカンタブリアへ旅行に行ってきた
カンタブリアは実は2回目で、まさかそんなマイナーな観光地に半年の間に2回も足を運ぶとは思っていなかった
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友人の一人は車をもっているので最大限に利用させてもらう
私以外の2人は先にリオハあたりの山奥にある民宿に前泊していた
耳がきーーんとなるほどの静けさで、星がきれいに見えてめちゃくちゃいいところだったらしい
そして2人は私を迎えにサンセバスチャンへ
その日はあいにくの雨で、駐車場の近くにあるレストランでとりあえず昼食
やっぱりこの街は本当に何を食べてもおいしい
腹ごしらえをしてようやく夕方5時頃に出発
今晩泊まるホテルは友人が選んだ山荘
道中Picos de Europaという峰々が連なる中、曲がりくねった細い道路を進んでいく
到着した山小屋はこんなかんじ
見ての通り、周りには山しかない
夏なのに気温は11度前後で空気が新鮮
部屋はまずドアを入ると上と下に行く階段があり、下はキッチンもついたサロン、上は寝室が2つついているという構造
そして玄関のすぐ横にトイレと風呂場がある
ベッドは3つあり、ダブルベッドに2人寝るとすると最大5人までとまれそう
値段は一部屋60ユーロちょっとで(8000円くらい)、今回は3人だったので一人一晩20ユーロで泊まれるという超お得な宿
2日目はどうしても運転手の友人が1日早くマドリードに帰らなければならなくなってしまったので、その日にサンタンデールまでのバスがでるという近くのPotesという街を散策
こちらの街は泊まっていた宿から車で10分ほどで、どちらかというと結構観光地化されていた
昼ごはんはどうしても肉が食べたいということになり、宿のオーナーにおすすめを聞いたところ上のほうにある別の街のレストランが景色もよくてよいということだったのでそちらを事前に予約
レアででてきたお肉をテーブルで焼くタイプ
やっぱりこういう小さい村のレストランってなんでこんなにおいしいんだろう
しかも全体がガラス張りになっていて景色も最高で、値段もサンセバスチャンやマドリードと比べてかなりお手頃だし、お店の人もとても気が利く人たちで、いうことなしのレストランだった
レストランのお庭からの風景
おなかも満足したところで友人1人とは別れ、もう一人の友人とサンタンデールへ向かう
サンタンデールは前回も宿泊したことがある、カンタブリアの州都
街も清潔で大きさもちょうどよく、大西洋が目の前に広がる開放的な街
ここのホテルは前日とはうってかわってチェーンのホテル
目の前が海でなかなか清潔なホテルだった
最終日3日目はこれまたおいしいものを食べようということで、いろいろと探した結果このレストランを予約する
どうやらこのレストラン、マドリードにもあるみたい
こちらも昨日の村のレストランとはうってかわって都市のおしゃれ系女子会に向いてそうなレストラン
もともとの素材が質が高いからか、どれもこれも完成度が高く満足
前菜のグラタンを2人で分けて、あとは魚を1皿メインで、で足りるかな~と思ったけど、デザートまで食べたら胃がはちきれそうになるくらいだった
こうして北の新鮮な空気とおいしい料理を思う存分堪能した楽しい旅行だったとさ~