人生いちどきり

後悔先に立たず!紆余曲折あり今はマドリードのワインショップでソムリエとして勤務中

ついに むぎ げっと!

昨日で隔離期間は終了で、今日から晴れて自由の身となります!

症状が悪化しなくて本当に良かった

先週の木曜の朝に急激な腹痛と吐き気に襲われてトイレで冷や汗だくになりながら苦しんだことを除いては…

おそらくそれも何日か前に買った食材をちゃんと冷蔵保存せず5時間ほど外に出しておいたせいだろうということで納得した

 

Mugi

これは無記名むぎ

ところでタイトルにあるむぎですが、これ、サンセバスチャン内の公共交通機関を使用できる定期のこと

学校に行くのにバスが必須なのでどうせなら安く乗りたいと申請していたのでした

マドリードなら大きめの駅にある定期券発行所に出向いてその場で写真を撮ってもらい、住所と必要な情報を用紙に記入してすぐその場で発券→自動券売機で入金の手順でその日にもらえるのですが、ここはそうもいかないらしい

申請してから発行までに10日かかったorz

vidasolohayuna.hatenablog.com

 

こんなところまできて定期券を買う予定のあるこのブログを読んでくださっている日本語話者がいるかどうか微妙なので、この情報が誰かの役に立つか不明ですが一応申請~発行の手順は下記の通り

 

1. 近所のキオスクまたは本屋などで申請用紙をもらう

2. 証明写真サイズ(26x32mm)の写真を1枚用意する

3. パスポートのコピーまたはビザのコピーを用意する

4. 1の用紙に記入して2, 3と一緒に最初のキオスク/本屋に提出する

5. 申請の際にもらう半券は受け取りに必要なので大事にとっておく

6. 10日以降後申請したキオスク/本屋にとりに行く

 

証明写真は日本から用意したものがあったのですが、サイズが大きすぎて使い物にならず

学生ビザ申請の際もまた写真は使うことになるので新しく撮ることに

近くに証明写真ボックスもあったけれど、どうせとってもらうならきれいに撮ってもらおうということですぐ先にあった写真屋さんへ

ほんの1分もかからず撮影は終了し、気に入った写真を選んでその場で印刷→カットまでしてもらえて6ユーロくらいだったと思う

 

それからパスポートなどコピーしなければならないものがここのところすごく多くて、そのたびにlocutorioというなんでも請負屋みたいなところに行かなければならない

だいたい外国の人が経営していて、コピーもやれば海外送金もそのほかいろいろやってますみたいな場所なことが多い

そこでコピーしてほしいものを渡し、お金を払って終了

ちなみにUSBに入れた書類もコピーしてもらえる

 

やっと書類をそろえてキオスクに行き、彼らがむぎ事務局に書類を郵送してくれてそこでカードを発行、またキオスクに送り返してもらってそれを取りに行くという仕組み

もちろん定期がなくてもバスには乗れて、今回申請したのは名前入りむぎだったのだが無記名むぎもある

これも基本的にキオスクまたは本屋でMugi anónimaくださいと言えばその場でもらえて、そこに20ユーロなりなんなりをチャージする仕組み

ちなみに定期もカードをもらっただけでは使用できず、キオスクで毎回チャージしなければならない

定期と無記名との大きな違いは、毎回バスや電車に乗るたびに差し引かれる金額が、圧倒的に定期のほうが安いという点

tarifas

Tarifas

例えば無記名むぎで1回のると1,26€なのに対し、定期だと1回が0,96€で済む

さらに乗れば乗るほどお得で、ひと月21回以上乗るとそこから1回分が0,78€となる

学校は基本週4で、行き帰り乗るとすると週8回、×4週で32回乗ることになるからめちゃくちゃお得だ

更に中心地に行くにもバスが便利なのでそう考えるとまあ51回以上乗るのは難しいかもしれないけど結構お得に使える

 

ちなみに受け取ったむぎの苗字が微妙に一字間違っていた

むぎ事務局のおじいちゃんもしくはおばあちゃんが、見慣れない苗字と格闘して眼鏡を上げ下げしながらパソコンに向かって手打ちでデータ入力している姿を想像したら笑ってしまった